扁桃腺摘出手術 術後3~10日
無事退院した術後11日目の東山です。
簡潔に術後の経過をお伝えします。
■術後3~4日目
朝食から五分粥にグレードアップします。
依然として朝は特に喉が痛く、食べるのがしんどいです。
■術後5~6日目
朝起きたときの痛みが徐々に和らいできます。
ここにきてやっと唇の痺れが和らいできました。本当によかったです。
ご飯は七分粥になります。(6日の昼からは全粥です)
喋ったり食べたりすると依然として痛いですが、何もせず寝ている分には痛みもそこまで感じずに過ごせます。
ただ、咳やくしゃみをしてしまうとかさぶた部分に赤い点々のような部分ができ、多少出血?してしまったのかな?と思ってしまいます。
喉のかさぶたが不意に剥がれてしまうことは一番避けなければならないことなのですが、咳やくしゃみはどうしようもないですよね。。
■術後7日目(退院)
前日に「退院診察」を受けて無事退院しました。
かたいものを食べてはいけない、運動や飲酒は控えてなどなどの指導を受け退院。
すっかり元気になったかと思えば、そんなことは全くなく。。
相変わらず喉は痛いし話せない。仕事の電話が兎に角辛い。
いつまでこの痛みが続くのでしょうかという慢性的な不安。
■術後8~10日
おうちでもご飯はスープとプリンが基本の日々でした。
美味しく安全に食べられるものはスープしかないのではないかと思うくらいです。
痛みですが、9日目までは退院前と同じ痛みでしたが何故か10日目にとてもよくなりました。
大きな声で話せなかったり、違和感は依然として残るものの会話程度であれば(小さめの声で)1時間話しても大丈夫でした!
私は退院後の3日間は土日祝日でお休みだったため、あまり会話はせずに済んだのですが
退院後すぐに仕事に出ようと考えている方は考え直した方がよいかもしれません。
※私の場合は営業なので話すことが多く、話す機会が少ない方は大丈夫かと!
<おまけ>
次回の診察は退院の1週間後です。
こちらで運動許可が下りると嬉しいなと思ってますが、喉に大怪我をしている状態なので暫くは安静に生きようと思ってます。
北極ラーメンとお酒が恋しい今日この頃です。
体重は減りませんでした。ざんねん。
また折を見て更新します。
どこかの誰かの役に立てますように。
扁桃腺摘出手術 術後1~2日目
こんにちは、暇だと言いつつ更新を疎かにしてました。
術後1日目
■身体の状態
朝起きると喉が痛い。
朝一番の水を飲むときが一番痛く、以降の飲み込む動作全てが痛い。
(扁桃腺炎のときと同様の痛みです)
飲み込みをしないときは、変な感じがするというか、イガイガするというか、何とも言い難い感じでした。
ただ、思ったよりは痛くなかったです。
会話は大きい声は出せません。ぼそぼそと話す程度です。
術後2日目に仕事の電話を5回程度したのですが、死ぬかと思いました。
声は出ないし、喉は痛いし。出血したんじゃないかと思ったほどでした。
一番困ったのが、咳や痰の処理。
咳が出て出血したら・・と思うと咳払いもできないですし、
痰が絡んでるなあ・・・と思っても出血が怖くて何もできない始末。
びくびくびくびく生きてました。ここがストレスでした。
そして一番怖かったのが、唇の痺れでした。
扁桃腺の摘出手術って様々な「リスク」があります。
主には味覚障害なのですが、私は味覚には全く異常がなく安心して矢先でした。
考えてみれば術後から違和感はあったのですが、喉が痛くてそれどころではなかったんですよね。
触ると痛い、うがいする時に紙コップを口に当てると痛いなどの症状でした。
ピリピリするというか、針を刺したような感覚というか兎に角気持ち悪い感覚でした。
日常生活に問題があるかといわれると大きな問題はないかと思いますが、自分でも「神経」がおかしいと分かっていたため、治るかどうか本当に怖かったです。
ただ、看護主任の方にお話をしたところ「開口器」を使っている際にチューブか何かが当たっていたのではないかとの後に
「心配だとは思うけど、必ず良くなるからね。」と言ってくださったので心が軽くなりました。
(他の看護師さんにお話した時は「良くなる」と断言してくださらなかったので本当に不安でした。。)
■点滴
術後の点滴があるため、腕に点滴の針を刺したまま生活をしていたのですが、「腕に針が刺さったまま」って神経使います。
(プラスチック製のため見た目は怖くないですが)
動かしてよいと言われても怖いですし。注射苦手な人は辛いかも。
術後3日目まで点滴の針は刺したままです。
ただ、私は扁桃腺炎で抗生剤を飲んだ際に膣カンジダに罹ってしまった経験があり、
抗生剤を長く使用したくないとお話していたので、術後1日で点滴終了!
術後最初のお風呂も点滴の針が刺さっていない状態で入れました!
私は注射嫌いで「点滴の針が刺さってること」が本当に怖かったので、主治医に感謝です。
因みに1日目は、2時間半の点滴1回と30分の点滴1回でした。
(2,3日目は30分の点滴が1日2回になるとのことです。)
■食事
朝昼は、昨夜と同じ流動食を食べました。
夜は遂に三部粥にランクアップ!喉が痛いながらも食欲はあるので食べれました。
ただ、、お風呂に入ると体重が増えてました。
手術前日24時までは何を食べても良いと言われてお菓子を食べていた私が悪いのですが、、手術で3kgくらい痩せる予定だったのに、、そう上手くはいきませんね。
<おわりに>
慢性扁桃腺炎が辛い皆様、「扁桃腺を取る!」と決めたら比較的すぐに(わたしのように)手術の予約をしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
体験記を読めば読むほどみなさん「取って良かった」と書いてますし。
わたしも体験記の最後の一文「取って良かった」という言葉に吸い寄せられるように病院に行き、紹介状を貰い、手術を決めました。
リスクは二の次でした。
味覚障害になったら、2年後くらいには回復するといっても本当に辛いようです。(味覚障害になった方の体験記を見て)
それ以外にも手術中に歯が欠けたり様々なリスクはあります。
私は入院してから改めてリスクの説明を受けて「あ、この手術は全身麻酔だから呼吸が止まるんだ(以前も聞いてたけれど聞き流してた)」「あ、味覚なくなったらやだな」と思いました。
痛いのは耐えられるけれど、後遺症は怖いですよね。
覚悟を持って手術の予約を取りましょう。
扁桃腺摘出手術当日
こんにちは、術後4日目の本を読むか寝るかしかない暇な東山です。
4日前の手術を振り返っていきます。
■手術当日
前日0時~飲食禁止になるため、前日は23時半ごろにお菓子を食べたりして過ごしました。
当日の朝10時頃から点滴を1時間半~2時間かけてしていきます。
13時半からの手術室へは、点滴を押して歩いていきました。
帽子をかぶって自分で手術台に寝るとすぐに麻酔科医の先生がやってきてあっという間に眠りにつきました。
14時半過ぎに目が覚めました。
思ったよりも痛くない・・?これが最初の感想でした。
麻酔で意識が朦朧とする中、「これが摘出した扁桃腺だよ」と見せてもらいました。
ほしかったなあ。。退院時にもらえるかなあ。。
余談ですが、摘出した扁桃腺は通常の人の4~5倍程度だったとのことです。
ただ、摘出する人はみんな大きいから普通だよと言われました。
そこ後3時間、看護師さんがついている処置室で身体の状態が安定しているか確認いただきました。
その後、トイレとうがいを済ませ、自分の足で病室に戻ってきました。
病室に戻った、1時間後くらいに流動食を食べました。
■食事
(写真は別日の流動食です。術後に写真を撮影できる気力はありませんでした)
食事は当然汁物なのですが、これが喉にしみる。
ですが、扁桃腺を繰り返している慢性扁桃腺炎の人からすれば「あーいつものか」くらいです。
味もしっかりして味覚障害がないとわかり一安心しました。
■検温
今夜から朝、昼、夜と看護師さんの巡回で病室内での検温があります。
体温、血圧、術後の状態の確認をしてもらいます。
お風呂に入ることもできないため、夜の痛み止めをもらって即寝ました。
実際に手術日は記憶がないことも多く、、寝ていれば終わり、終わった後は喉が痛い。
それだけでした。
<手術について>
出血もそれほど酷くなかったとのことですので、私の場合は順調に終わったようです。
もっともっと術後が酷い方もいらっしゃると思いますので一概には言えませんが、
看護師さんも「扁桃腺摘出手術をする人は扁桃腺炎になったときの方が辛いという人も多い」と仰っていました。
私は普段の扁桃腺炎の辛さ(痛さ)が10だとすると、手術の辛さ(痛さ)は7くらいでした。
次の記事は術後1日目~3日目の様子を書いていきます。
扁桃腺摘出について(術前検査~入院)
こんにちは、早速2本目を書くことにしました。
なんたって暇ですから。(術後3日目)
■術前検査
私の場合、手術までに3回病院に行きました。
【2019年6月/1度目】紹介状を持って、手術の相談
大きな病院の外来のため、かなり待ちました。
お医者さんが扁桃腺の状況を確認して、手術のリスクを一通りご説明いただいたあと「摘出手術」が即決定しました。
<扁桃腺手術のリスク>
・味覚障害の可能性
・術後の出血の可能性(喉のため、大量出血になるとのこと)
その足で、看護師さんと手術日程の調整を行ないました。
6月の外来で9月に手術の予約を取り、ルンルン気分で帰宅しました。
【2019年7月/2度目】術前検査
入院についての説明、採血(たくさん)、採尿、身長体重測定、心電図測定、胸部レントゲンなど・・3時間に及ぶ検査を行ないました。
診察では、手術前に扁桃腺炎にかかってしまと手術ができないことから、
手術前1週間程内服する抗生剤を処方いただきました。
【2019年8月/3度目】内科診察
お薬手帳を持って、内科診察。健康診断程度の受け答えで1時間以内に終わりました。
■入院(2019年9月)
いよいよ入院!
手術に備えて「あなたの番です」を1話も見なかった私はhuluで動画鑑賞に勤しむ入院初日を送りました。
病院食は勿論常食!美味しくいただきました。
夜によく眠れる安定剤?のようなお薬をいただきましたが、飲まずに寝ました。
明日はいよいよ手術です。
こわいこわい。
慢性扁桃腺について(扁桃腺摘出)①
このブログは「慢性扁桃腺炎」で扁桃腺摘出を迷っている方に贈る私の体験記です。
かなりコア層向けですが、、全5~6編で構成予定です。
高校を卒業して大学に入り、お酒も煙草も覚えた私の身体はいつからか「扁桃腺炎」という病気を頻発するようになりました。
大学生の頃にかかったのは2回程度、社会人(4年目)になってからは10回以上かかってます。
■扁桃腺炎とは
小さな子供を中心に30代くらいまでの若い年齢層によく見られる細菌やウイルスによって起こる扁桃腺の病気です。
扁桃腺にびっしりと白い膿(カビ)がつくと食べ物や飲み物を飲み込むだけで涙が出るほど痛いです。
「風邪」とは異なる病気のため、治療は抗生剤の投与が一般です。
私は年に4回以上なることがあるため、「慢性扁桃腺炎」にあたります。
■慢性扁桃腺炎の困ったところ
・ちょっと喉がおかしいと思ったら何をしても1~2日後に発熱
・38度を超える熱が3~5日続き、仕事を休まなければならない
・抗生剤を飲まなければならないため、別の病気にかかる弊害
(私の場合、1度膣カンジダになり、2週間ほど通院しました。)
■手術を決めた理由
扁桃腺炎になる度に「扁桃腺を取ろう」と心に誓う人は多いのではないでしょうか?
ただ、かかりつけ医に紹介状を書いてもらい、検査や入院手続きのため2~3度の通院(有給消化しながら)、
9日程度の入院や医療費を考えるとすぐにできるわけではないですよね。
わかります。
わかりますよ。
わたしは2019年の5月になんと2回も扁桃腺炎になりました。
31日しかない1ヶ月のうち、なんと10日も寝込んでいたのです。
これはもうアカン、と扁桃腺炎が治る前に紹介状を書いてもらうためだけに病院にいきました。
積極的に紹介状を出すお医者さんではなかったことから「次扁桃腺炎になったら紹介状を・・」と言ってきたので、
「今出してください!」とお願いして紹介状を書いてもらいました。
お医者さんに手術を勧められたわけではない私が、自ら手術を選んだ理由は3つです。
・急に仕事を休みたくない!!
・扁桃腺炎が辛すぎる!!
・ちょっと無理をしたときに体調崩すことが怖くて、遊びを自重してしまうのが辛い!
(25歳なのでオールもしたいんです。。そんなことしたら絶対扁桃腺腫らしますが。。)
<おわりに>
私の手術は9日間の入院を要しております。(現在も入院中)
9日間の間に、友人との新潟旅行と会社の社員旅行(海外)がありました。
9日の拘束って本当に長いですし、首から下は元気ですから時間が余ります。
だからブログをはじめてみることにしました。
術後1ヶ月、半年、1年後くらいまでは更新をする予定です。
気長に見守ってくださいませ。
次回は下記を中心に書いていきます。
・術前検査
・入院初日(手術前)