扁桃腺摘出手術 術後1~2日目
こんにちは、暇だと言いつつ更新を疎かにしてました。
術後1日目
■身体の状態
朝起きると喉が痛い。
朝一番の水を飲むときが一番痛く、以降の飲み込む動作全てが痛い。
(扁桃腺炎のときと同様の痛みです)
飲み込みをしないときは、変な感じがするというか、イガイガするというか、何とも言い難い感じでした。
ただ、思ったよりは痛くなかったです。
会話は大きい声は出せません。ぼそぼそと話す程度です。
術後2日目に仕事の電話を5回程度したのですが、死ぬかと思いました。
声は出ないし、喉は痛いし。出血したんじゃないかと思ったほどでした。
一番困ったのが、咳や痰の処理。
咳が出て出血したら・・と思うと咳払いもできないですし、
痰が絡んでるなあ・・・と思っても出血が怖くて何もできない始末。
びくびくびくびく生きてました。ここがストレスでした。
そして一番怖かったのが、唇の痺れでした。
扁桃腺の摘出手術って様々な「リスク」があります。
主には味覚障害なのですが、私は味覚には全く異常がなく安心して矢先でした。
考えてみれば術後から違和感はあったのですが、喉が痛くてそれどころではなかったんですよね。
触ると痛い、うがいする時に紙コップを口に当てると痛いなどの症状でした。
ピリピリするというか、針を刺したような感覚というか兎に角気持ち悪い感覚でした。
日常生活に問題があるかといわれると大きな問題はないかと思いますが、自分でも「神経」がおかしいと分かっていたため、治るかどうか本当に怖かったです。
ただ、看護主任の方にお話をしたところ「開口器」を使っている際にチューブか何かが当たっていたのではないかとの後に
「心配だとは思うけど、必ず良くなるからね。」と言ってくださったので心が軽くなりました。
(他の看護師さんにお話した時は「良くなる」と断言してくださらなかったので本当に不安でした。。)
■点滴
術後の点滴があるため、腕に点滴の針を刺したまま生活をしていたのですが、「腕に針が刺さったまま」って神経使います。
(プラスチック製のため見た目は怖くないですが)
動かしてよいと言われても怖いですし。注射苦手な人は辛いかも。
術後3日目まで点滴の針は刺したままです。
ただ、私は扁桃腺炎で抗生剤を飲んだ際に膣カンジダに罹ってしまった経験があり、
抗生剤を長く使用したくないとお話していたので、術後1日で点滴終了!
術後最初のお風呂も点滴の針が刺さっていない状態で入れました!
私は注射嫌いで「点滴の針が刺さってること」が本当に怖かったので、主治医に感謝です。
因みに1日目は、2時間半の点滴1回と30分の点滴1回でした。
(2,3日目は30分の点滴が1日2回になるとのことです。)
■食事
朝昼は、昨夜と同じ流動食を食べました。
夜は遂に三部粥にランクアップ!喉が痛いながらも食欲はあるので食べれました。
ただ、、お風呂に入ると体重が増えてました。
手術前日24時までは何を食べても良いと言われてお菓子を食べていた私が悪いのですが、、手術で3kgくらい痩せる予定だったのに、、そう上手くはいきませんね。
<おわりに>
慢性扁桃腺炎が辛い皆様、「扁桃腺を取る!」と決めたら比較的すぐに(わたしのように)手術の予約をしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
体験記を読めば読むほどみなさん「取って良かった」と書いてますし。
わたしも体験記の最後の一文「取って良かった」という言葉に吸い寄せられるように病院に行き、紹介状を貰い、手術を決めました。
リスクは二の次でした。
味覚障害になったら、2年後くらいには回復するといっても本当に辛いようです。(味覚障害になった方の体験記を見て)
それ以外にも手術中に歯が欠けたり様々なリスクはあります。
私は入院してから改めてリスクの説明を受けて「あ、この手術は全身麻酔だから呼吸が止まるんだ(以前も聞いてたけれど聞き流してた)」「あ、味覚なくなったらやだな」と思いました。
痛いのは耐えられるけれど、後遺症は怖いですよね。
覚悟を持って手術の予約を取りましょう。